ヘルペスの症状が出ている時の脱毛は控えましょう

日焼けした肌や飲酒後、妊娠中と授乳中は肌が敏感になっているので、脱毛は避けるべきであることは皆さん周知の事実です。しかし、ヘルペスの症状が出ている時も脱毛は避けるべきだと知っていますか。なぜヘルペスがあると脱毛できないのか、その理由を知って、自分のお肌を守りながら上手に脱毛に取り組んでいきましょう。

ヘルペスとはどんな病気か

ヘルペスは簡単に言うと、皮膚の感染症です。ヘルペスウィルスというウィルスが皮膚や粘膜に感染すると、最初はピリピリした痛みや違和感から始まり、感染箇所が赤みを帯びてきて、そのうちに小さな水ぶくれがいくつもできます。

よく知られているのは、口唇ヘルペスと性器ヘルペスですが、身体のどこでも感染する可能性があります。帯状疱疹もヘルペスの一種です。身体の左右どちらか一方に帯状になって症状が現れるのが特徴です。胸や背中にかけての上半身や、顔、特に目の周りにかけて発症することが多く、痒みと痛みを伴います。

ヘルペスの治療には抗ヘルペス薬を用いて、ヘルペスウィルスの増殖を抑えます。通常は1〜2週間ほどで症状は治まりますが、その間は痛みや痒みとの闘いで、辛いものです。

ヘルペスは症状が治まった後でも、ウィルスは消えることなく、細胞の中にいつまでも留まっています。風邪を引いたり、ストレスを感じた時など、身体の免疫機能が低下している時には、また再発してしまうこともある厄介なウィルスなのです。

多い方だとは毎月ヘルペスにかかる方もいます。

ヘルペスが出たらまずは治療に専念する

ヘルペスの症状が出たら、まずはその症状を抑えることが先決です。脱毛はしばらくお休みです。症状を隠して、脱毛の施術を受けることは絶対に避けてください。感染箇所が脱毛箇所ではなくても関係ありません。ヘルペスの症状がある限り、脱毛は受けられないのです。

脱毛を受けることができるのは、健康状態も皮膚の状態も良好であることが大前提です。トラブルがある状態では、脱毛効果も半減してしまいますので、まずは治療に専念して、早く脱毛を受けられる状態に戻しましょう。ではなぜヘルペスが脱毛に悪影響を与えるのかその理由を見ていきましょう。

肌へのダメージが大きいから

ヘルペスを発症しているということは、身体の免疫機能が低下している証拠です。風邪や疲労時だけでなく、ストレスや紫外線も免疫力低下の原因になり得ます。免疫力が低下している時に、刺激の強いレーザー脱毛や光脱毛を受けると、健康時の倍のダメージを肌は受けることになります。

またヘルペスによる痒みで皮膚を掻いている場合、そこにレーザーや光を当てることは大変危険です。脱毛箇所が赤くただれたり、腫れたりすることが主な肌トラブルとして挙げられます。トラブルを起こすと、脱毛の効果を得られにくいばかりか、治るまでに時間を要し、次の施術にも影響を与えます。

特にVIOやワキなどの皮膚が薄い箇所は影響を受けやすいので注意しましょう。またヘルペスの症状も脱毛の刺激で悪化する可能性があります。そもそも薬の服用時には、脱毛は受けてはいけないとサロンの規定に記載されているはずです。

服用の事実を隠して、施術を受け、肌トラブルが起きても、全て自己責任ですので注意しましょう。

人への感染の心配があるから

ヘルペスは感染症ですから、人に移る可能性は十分あります。直接触れることはなくても、クシャミや咳による飛沫感染もあります。他人へのエチケットですので、ヘルペスの治療を終えるまでは脱毛サロンへは行かないでください。

脱毛サロンやクリニックは衛生管理がしっかりとされていますが、それでも二次感染の可能性がゼロであるわけではありません。

通常、サロンやクリニックでは、カウンセリング時に体質、服用中の薬の有無や治療中の疾患があるのか、確認があるはずです。自分のため、またほかのお客様の安全を守るためにも、しっかりと申告しましょう。

ヘルペス以外で注意すべき病気

ヘルペス以外にも注意すべき病気は、クラミジアやカンジダ症などの性病です。これも感染症ですから、脱毛は絶対に避けましょう。ヘルペスと同様にこれらに性病も免疫力が低下している時にかかりやすい病気です。まずは治療に専念することが大切です。

ヘルペスや性病にかかっていなくてもいつもより体調が優れなかったり、デリケートゾーンに痒みや違和感がある際にも脱毛は避けましょう。肌トラブルの原因になるからです。また風邪薬を服用した時も脱毛はできませんので注意してください。

風邪薬くらい大丈夫だろうと安易には考えず、自己判断はしないようにしましょう。特に抗生物質や抗ヒスタミン剤の入った薬を服用して、脱毛を受けると皮膚に火傷のような症状が出ることがありますので、注意してください。

女性ホルモン剤やピルを服用している場合も脱毛は避けます。サロンによっては、低用量ピルであれば施術を受けても大丈夫なところもあるので、カウンセリング時によく確認しておきましょう。また生理中の脱毛もおすすめできません。

サロンによっては受けられるところもありますが、生理中はホルモンバランスの関係で、いつもより肌が敏感になっています。痛みを感じやすかったり、脱毛効果にも影響しますので避けた方がベターです。脱毛を受けるからには、自分の生理周期はしっかりと把握しておき、なるべく生理予定日は避けて予約を入れるといいでしょう。

なんらかの予防接種を受ける時も、もちろん脱毛はできません。予防接種を受ける前後10日間の脱毛は必ず避けます。いずれにせよ、薬の服用中の脱毛は基本的にできませんので、自分の体調を整えてから脱毛を始めるようにしましょう。

サロンの方ともよく確認をしておくことが、未然にトラブルを避けるためにも必要です。脱毛サロンで渡される必要事項には必ず目を通しておきましょう。

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脱毛を受ける時は万全な体調で臨む

脱毛は肌トラブルを起こしやすい施術行為ですので、受ける際は万全の体調で臨みましょう。全てを守ることは面倒に感じるかもしれませんが、自分の肌を守り、確実に脱毛するために必要なことです。

脱毛は大抵の場合、年単位で計画を立てる必要があります。焦らずにまずは自分の体調を整えてから、脱毛を始めましょう。万が一、脱毛期間中にヘルペスなどの感染症にかかっても、治療に専念することを優先しましょう。

それが結果的には、肌トラブルのないスムーズな脱毛へと繋がります。